利用者様の食事の選び方

どうも，グループホームきよす　マネージャー　平林拓人です．

今回は，利用者様の食事の選び方について．
普段グループホームきよすでは，時間があるときに，利用者様と「昼ご飯何にしますか〜？」「夕ご飯なんにしましょう？」などの会話を繰り広げ，みなさんで好きな物を食べています．
開設して5年半，グループホームきよすに入居されている利用者様は一人を除いては，みなさん，普通食を食べられています．（一人の方は，入院していた時のペースト食に慣れてしまい，普通食は口から出されてしまいます．）
で，この病院でペースト食に慣れてしまった利用者様に対して，どんな食事を提供するべきか，昨日の夜からいろんなソフト食ややわらか食（業者のもので，浸含凍結製法というもので，舌でも潰せる）をミキサーかけてみたり，裏ごししてみたり，市販のペース食やソフト食など，いろいろ持って来て，スタッフが実際に食べてみました．
最大の収穫は，今まで本人様に提供していた，おかずゼリーなるものが，満場一致で「まずい！」と気付いた事でした．まぁ，ビックリするくらいまずい......

で，いろいろ食べてみた結果，起きた議論は，基本的に市販のものはまずい．ただ，業者のやわらか食のミキサーあるいは裏ごしはおいしいという結論でした（まぁ，少し異論もありましたが）
で，食事は，業者のやわらか食をミキサーして提供することになりました．（裏ごしではなく，ミキサーにしたのは，繊維の多い食物の裏ごしはすごい大変なことと，ミキサーであれば，今後少しずつ刻みに行こうして，普通食につながりやすいのではないかという発想から）

グループホームきよすでは，今回のように入院していた時にペーストに慣れてしまって，普通食が食べれなくなった場合，機能的には嚥下機能も咀嚼機能も落ちていないので，最終的には普通食に戻ってもらおうと考えています．

結局，なんだかんだいいながら3時間以上議論して決定しました．利用者様の生活に直接影響する内容については，とことん議論していこうというのが，グループホームきよすの方針ですので，時間がとってもかかります．

さて，今回の決定した内容で，本人様は満足していただけて，かつ普通食に戻れるのか！？

では，続きはまたの機会に！

グループホームきよす　マネージャー　平林拓人

グループホームきよす
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